オンラインカジノは安全?オンカジを利用することで生じるトラブルや被害について解説

ギャンブル依存症

こんにちは、ギャンチュウです。

スマホさえあれば24時間365日いつでもどこでもプレイできるオンラインカジノ(オンカジ)。警察庁が「オンラインカジノは違法である」と宣言していますが、未だにオンラインカジノを利用している人は後を絶ちません。

なお、オンラインカジノの違法性と法的リスクについては、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

オンラインカジノが違法であると認識した上で、「自分は逮捕されないだろう」と利用する方もいると思いますが、オンラインカジノを利用することで巻き込まれるトラブルは逮捕されるだけではありません。

今回は、オンラインカジノをプレイした利用者に起こり得るトラブルや被害について解説していきます。この記事を通じて、オンラインカジノを利用することの危険性を認識していただければ幸いです。

オンカジ利用者が巻き込まれるトラブル

オンカジを利用することで巻き込まれる可能性があるトラブルや犯罪被害は次の通りです。

  • 入金したお金や勝利金の没収・持ち逃げ
  • オンカジサイト側のイカサマ
  • クレジットカードの不正利用
  • 個人情報の流出
  • ギャンブル依存症の発症
  • 闇バイトへの加担

では、1つずつ解説していきます。

入金したお金や勝利金の没収・持ち逃げ

オンラインカジノ側はありとあらゆる手段を使って利用者からお金を搾り取ろうとしています。その手段として使われるのが出金遅延と出金拒否、アカウントの停止、そしてサイト自体の閉鎖です。

出金遅延と出金拒否

多くの利用者が巻き込まれるのは、勝利金を出金しようとしても出金させてもらえないというトラブルです。

出金を申請してから数日経っても出金されず、最終的には出金条件が満たされていない、不正な行為があったなどのイチャモンを付けて出金拒否してきます。

アカウントの停止

入金した後に身に覚えのない規約違反を理由にアカウントが停止され、アカウントの残高を没収されるというトラブルも起こっています。悪質なのは、サポートに聞いてもどの規約に違反したのかを教えてくれない点です。

つまり、オンカジ側の裁量によって自由に利用者のアカウントが停止させられてしまいます

サイト自体の閉鎖

入金した後に予告もなくサイト自体が閉鎖され、入金したお金を持ち逃げされたというトラブルも発生しています。

オンカジ側のイカサマ

過去には、オンカジ側によるイカサマや不正行為と疑われる事象が発生しています。

スロットの設定値が実際の設定値よりも高く公表されていた事例

コニベットカジノでは、実際に設定されていたスロットのRTP値よりも高いRTP値を設定値として公表していたという事件が起きています。

ちなみに、RTPとは、「Return to Player」の略で、プレイヤーへの還元率を示す値となっています。ペイアウト率と呼ばれることもあります。

例えば、RTP98%の場合、10000円を賭けると平均して9800円が返ってくるイメージです。パチンコや競馬で言う「出玉率」や「払戻率」、「期待値」とほぼ同意義といえます。

RTPが高いほどプレイヤーが勝ち易くなるので、当然プレイヤーはRTPの高い機種を選んでプレイします。コニベットで起きた事件では、公表されたRTP値が96%であったのに対し、実際に設定されていたRTP値は91%でした。

なお、コニベットの事例では、スロットのプログラムを提供していたゲームプロバイダー側のミスであり、コニベット側が悪意をもっていたわけではないと発表されています。

しかし、問題なのは、公表されている設定値と、実際の設定値が異なる事象が起こっているという点であり、悪意をもって虚偽のRTP値を公表することもできるというわけです。

実際、「Casino4aces」「Casino-Bar」「Ix Casino」「Zex Casino」といったカジノサイトでは、プログラムの不正により公表しているRTPを偽るイカサマが行われ、閉鎖に至っています。

テーブルゲームにサクラプレイヤーがいる?

個人的に気になる点として、ブラックジャックをプレイしている際に、サクラと疑われるプレイヤーを多く見かけました。具体的には、明らかにヒットする手ではない場合(例えば、「21」以外では負けることのない「20」のハンドなどの場合)にヒットするプレイヤーです。

単なる誤操作とも考えられますが、あまりにも不自然な挙動が多かったのでそのテーブルからは抜けました。

ブラックジャックでは、他のプレイヤーの行動が自分の勝敗に大きく影響します。このため、カードカウンティングでプレイヤー側が有利な状況であると判断した場合に、サクラプレイヤーが不要なヒットを行って他のプレイヤーを妨害することもできてしまうのです。

オンカジ紹介サイトでは、「ライセンス機関による厳正なチェックが行われているから安心」と謳っていますが、どのようなチェックが行われているのかはわかりませんし、そもそもライセンス機関自体が信用できるのかも判断できません。

少なくとも過去にイカサマを行ったオンカジサイトが存在する以上、「ライセンスを取得しているんだから安心」という言葉を鵜呑みにするのは危険です。

クレジットカードの不正利用

オンラインカジノの入金にクレジットカードを使用している場合には、クレジットカードの不正利用に巻き込まれる危険性があります

通常、クレジットカード決済を行う際には、店舗側にクレジットカード番号が直接知られることはありません。ほとんどのオンライン決済では、トークナイゼーションと言うセキュリティ技術が使用されているためです。

トークナイゼーションとは、カード番号などの機密情報を乱数に置き換えることで、第三者による取得を防止する技術です。置き換えられた乱数をトークンと呼びます。

トークンに置き換えられたデータから元のデータを復元することは不可能です。一度トークナイゼーションされたデータは、その後はトークンのまま扱うことになります。そして、必要になったときのみ、元のデータにアクセスします。

たとえば、ECサイト会社の社員が顧客のカード番号を検索する際に使われるのは、トークナイゼーションされたデータです。元のカード番号が使われるのは、決済などのときのみです。

これにより、元のカード番号が管理者を含む人の目につく機会が減少し、流出のリスクが低下します。
ITトレンド

しかし、多くのオンラインカジノでは本人証明としてクレジットカードの番号を一部隠して撮影した写真を提出させています。例えば、オンラインカジノの大手であるベラジョンカジノでは、クレジットカード表面の最初の6桁と最後の4桁以外の番号と裏面のセキュリティコードを隠した状態で撮影した写真を提出する必要があります。ちなみに、クレジットカード番号の最初の6桁は「発行者識別番号」といって、カードの発行会社(銀行)を識別できる情報なんですね。

左端から6桁は発行者識別番号と呼ばれ、番号を見れば、発行したカード会社や、国際ブランドが識別できるようになっています。7桁目から末尾2桁目までは、会員個人に割り振られる番号で、カードを保有する個人を特定するための情報が付与されています。そして、カード末尾の番号はチェックデジットと呼ばれ、カード番号が正しいかどうかを識別するための数字です。
三菱UFJニコス

クレジットカード番号とセキュリティコードが全て知られていなければ、これ自体で不正利用される危険性は低いです。

ただ、オンラインカジノに登録する際には、当然名前、住所、誕生日、メールアドレスといった個人情報も登録します。

つまり、オンラインカジノ側は、利用者の氏名とメールアドレス、そして使用しているクレジットカード会社の情報を持っているということです。

これらの情報が流出してしまえば、フィッシング詐欺のターゲットになる危険性が高まります

フィッシング詐欺とは?

実在のサービスや企業をかたり、偽のメールやSMS(携帯電話のショートメッセージ)で偽サイトに誘導し、IDやパスワードなどの情報を盗んだり、マルウェアに感染させたりする手口です。
情報を盗まれると、アカウントを乗っ取られてお金を奪われたり、インターネット通信販売サイトで勝手に買物をされたりします。
警察庁

僕自身、一度フィッシング詐欺の被害に遭い、クレジットカードを不正利用されたことがあります。

そのときの状況としては、自分がよく使っているクレジットカード会社から不正利用の疑いがあるためカードの使用を停止していて、利用の心当たりがあるかを確認してほしいというメールが届きました。

直前にオンカジへの入金を行っていたため、そのことかなと思い、利用停止解除の手続きを行おうとメールに記載されたリンクからカード会社のHPにログイン。案内に従って個人情報とカード情報を入力してしまいました。

一向に利用停止解除の手続き画面に移行しないので不審に思っていたところ、そのカードが使用されたという通知が来て詐欺であることに気付いたという流れです。

オンラインカジノから情報が流出したという確証はありませんが、少なくとも自分が普段使用しているクレジットカード会社からこんなメールが来たら焦って被害に遭う方も多いと思われます

クレジットカード番号と個人情報をセットで把握されてしまうオンラインカジノの利用には、フィッシング詐欺からカードの不正利用に繋がる危険性があると言えるのです。

個人情報の流出

オンラインカジノに登録した個人情報が流出する危険性もあります

と言うのも、僕の元には、知らないオンカジサイトからSMSやメールで勧誘DMがよく届きます。系列のカジノサイトである場合もありますが、オンカジサイト間で個人情報を共有している疑いが拭えません。

また、オンラインカジノに入金するための決済代行業者の裏に日本国内の反社会的勢力の存在も明らかにされています。

オンラインカジノの決済システムを運用、常習賭博容疑で11人逮捕…愛知県警
読売新聞オンライン

リバトングループ事件:巧妙な手口と闇社会との繋がり
一般社団法人 日本公認不正検査士協会

一般社団法人・日本公認不正検査士協会によると、愛知県警に逮捕されたオンラインカジノの決済代行業者である「リバトングループ」は、巨額な犯罪収益をマネーロンダリングしていることから闇社会との繋がりが疑われています。実際、グループの代表は暴力団関係者との交際が指摘されているようです。

オンラインカジノを利用しようとカジノサイトや決済代行業者に個人情報を登録することで、反社会的勢力に個人情報が知られてしまい、詐欺などの犯罪被害に遭う危険性が高まるといえるでしょう。

ギャンブル依存症からの借金

オンラインカジノが普及してからギャンブル依存症になった人が増えていると言われています。

オンラインカジノ、依存深刻 相談5年で11倍、闇バイト加担も―「危機感覚える」・支援団体
JIJI.com

実際、僕が参加している自助グループでもオンラインカジノをプレイしてギャンブル依存症になったという人が多いです。

僕自身は、パチンコによってすでにギャンブル依存症となっていて、オンラインカジノによってギャンブル依存が加速したという感じですね。

スマホさえあればいつでもどこでもプレイできてしまうので、借金がものすごい速度で膨らんでいきます。そして、借金を返すためにさらにオンカジをプレイし、ますます借金が増えて辞められなくなるという悪循環に陥ってしまいました。

ギャンブル依存症になることで多額の借金をし、家庭崩壊、自己破産、最悪の場合は自ら命を絶ってしまうケースもあります

闇バイトなど犯罪行為への加担

オンラインカジノによって借金が膨らむと、返済のために窃盗や横領、果ては闇バイトとして強盗などの犯罪行為に加担してしまう危険性もあります

ギャンブル依存症当事者の会に相談してきた人の中で「オンラインカジノ」をプレイした人が犯罪に関与していた割合は36%と、プレイしていない人よりも10%も高かったというデータも示されています。(参考記事:読売新聞

オンラインカジノの利用自体が違法ですが、利用者が別の犯罪行為に手を染めてしまう危険性もはらんでいるのです。

まとめ

今回解説したように、オンラインカジノの利用には、法的リスクだけでなく、利用者に様々なトラブルを引き起こす危険性があります

単に金銭を失うだけで済めばいいですが、ギャンブル依存症になると人生が狂ってしまい、取り返しのつかない事態に発展し兼ねません。

僕自身も、オンラインカジノによる借金で家庭が崩壊し、自己破産にまで追い込まれました。

また、自助グループにもオンラインカジノで作った借金を返済するために横領や闇バイトに手を染めてしまったメンバーが少なくありません。

オンラインカジノは人生崩壊に繋がります。絶対に手を出さないようにしましょう。

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