こんにちは、ギャンチュウです。
前回は、再びパチンコにのめり込んだ僕が、家庭と信頼を少しずつ壊していったところまでお話しました。今回は、そこからさらに深いギャンブルの沼──「オンラインカジノ(オンカジ)」に足を踏み入れ、生活が音を立てて崩れていった過程を綴ります。
子どもが生まれる喜びと、お小遣いの減額通知
妻の妊娠がわかったとき、僕は本当に嬉しかった。
けれど、その直後に言われたのが「子どもが生まれたら、お小遣いを減らすね」という一言でした。
すでにキャッシングしてまでパチンコをしていた僕は、返済ができなくなるという恐怖でいっぱいになりました。
「もっと稼がないと」──でも普通の副業では全然稼げない。そこで見つけたのが、“スマホ1つで稼げる”という甘い言葉のオンカジ広告でした。
5万円が10万円に。そこからすべてが始まった
オンカジに初めて登録し、5万円を入金。
結果、あっという間に倍の10万円に。
あのときの快感は、パチンコで勝った時以上だったと思います。
「これは稼げる」「パチンコより効率がいい」そう思った僕は、すぐにオンカジの虜になりました。
けれど、それは地獄への入り口でした。
いつでも・どこでも──オンカジの罠
スマホさえあれば、オンカジはどこでもできる。
通勤中、在宅勤務中、さらにはまだ幼い子どもと散歩しながらオンカジ。
そんな自分に、最初は違和感がありました。でも、次第にそれが「普通」になっていくのです。
現金が足りなくなれば、クレジットカードで入金。
勝ったら更に倍突っ込む。負けたら取り返すまで突っ込む。
勝っても地獄、負けても地獄でした。
借金は加速し、生活は破綻寸前へ
クレジットカードの枠は、すぐに限界が来ました。
しかし、オンカジは即時入金が可能な仕組みばかり。
キャッシング、ローン、消費者金融…使える手段を使って金を捻出し、オンカジに突っ込む。
「でかいのを当てれば、一撃で返せる」
そんな妄想のような希望を抱き続けていました。
終わりに
オンカジは、パチンコよりも“深い依存”を生みます。
「時間の制限がない」「誰にもバレない」──この便利さが、僕を確実に壊していきました。
次回は、オンカジによって生活が完全に破綻し、離婚に至るまでの経緯を綴ります。
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