こんにちは、きゅーです。
今回は、ブラックジャックで稼ぐために欠かせない基礎知識であるベーシックストラテジーについて解説したいと思います。
ブラックジャックは、カジノゲームの中で唯一プレイヤーの判断によって勝敗が変わるゲームです。つまり、最適なアクションを取っていれば長期的には勝率が上がりますが、アクションを間違えると勝率が下がり稼ぐことができません。
ベーシックストラテジーは、プレイヤーの手札とディーラーのオープンカードからどのアクションを取るのが確率的に最適なのかを示した表です。このベーシックストラテジーに従ってアクションを行うことで、ブラックジャックの勝率を高めることができます。
ブラックジャックで勝ちたいなら、まずベーシックストラテジーを知ることが近道となりますので、ぜひこの記事を読んでベーシックストラテジーを習得してください。
ブラックジャックとは?
ブラックジャックとは、トランプを使ったテーブルゲームの1種で、簡単に説明すると、2枚以上のカードを使って、ディーラーよりもカードの合計値を「21」に近づけるゲームです。
なお、ブラックジャックの還元率は96%~102%と言われており、条件が整えば還元率が100%を超える唯一のゲームです。なお、還元率とは、プレイヤーが賭けた金額のうち、いくら手元に戻ってくるかの割合で、例えば、ブラックジャックで100ドル賭けたときに96ドルから102ドル戻ってくることになります。
ちなみに、他のギャンブルの還元率は以下の通りとなっています。
- パチンコ・スロット:80~85%
- 競馬:70~80%
- 競艇・競輪:75%
- オートレース:70%
- 宝くじ:46%
ブラックジャックの還元率がいかに高いかがわかりますよね。
以下の記事では、ブラックジャックについて詳細に解説していますので、ブラックジャックのことをよく知らないという方は、まずこちらの記事を読んでみてください。
ベーシックストラテジー(BS)とは?
ベーシックストラテジーとは、プレイヤーの手札とディーラーのオープンカードからどのアクションを取るのが確率的に最適なのかを示したものです。
例えば、自分の手札の合計値(ハンド)が「14」の場合、ヒットすることでバーストしてしまう可能性があるので、初心者の方はヒットすべきか迷いますよね?
こんな時に、ベーシックストラテジーは、ディーラーのオープンカードによってヒットした方が良いのか、スタンドすべきなのかを示してくれます。
ベーシックストラテジーに従ったからといって必ず勝てるわけではありませんが、長期的にみるとベーシックストラテジーに従った方が、従わなかった場合よりも勝率が高くなりますので、知っておいて損はありません。
それでは、ベーシックストラテジーについて解説していきます。
ベーシックストラテジー解説
ベーシックストラテジー表には、以下の3パターンがあります。
- ハードハンド用(手札にAが入っていない場合)
- ソフトハンド用(手札にAが入っている場合)
- ペア用
それぞれのパターンについて解説していきます。
ハードハンド用
手札にAが入っていないパターンの場合に使います。
例えば、プレイヤーの手札の合計値が「14」で、ディーラーのオープンカードが「10」の場合は、上の表のプレイヤーの合計値「14」とディーラーのオープンカード「10」が交わるところ、
つまり「H(ヒット)」が最適なアクションとなります。というのも、ベーシックストラテジーでは、ディーラーの伏せカードは全て「10」カードであると予想しますので、この場合、プレイヤーが「14」のままでは負ける可能性が高く、バースト覚悟でヒットした方が勝率が高くなると言うことです。
一方、プレイヤーの手札の合計値が「14」で、ディーラーのオープンカードが「6」の場合は、「St(スタンド)」が最適なアクションとなります。この場合は、ディーラーの伏せカードが「10」とするとディーラーの合計値は「16」となり、ディーラーは「17」以上になるまでヒットし続けなければいけませんのでバーストする確率が高く、プレイヤーは「14」のままディーラーの自滅を待った方が良いのです。
ソフトハンド用
手札にAが入っている場合に使います。
表の見方はハードハンド用と同じです。プレイヤーの手札が「A、8」以上の場合にディーラーのオープンカード関係なく全て「St(スタンド)」なのは、ヒットすることにより現状の合計値よりも小さくなるリスクがあるためです。
ペア用
プレイヤーの手札がペアの場合(カードの数字が2枚とも同じ場合)に使います。
プレイヤーの手札がペアの場合には、「Sp(スプリット)」を選択可能です。
「8、8」のペアの場合は、ディーラーのオープンカードに関係なく「Sp(スプリット)」が最適なアクションとなります。これは、スプリットしなければ合計値が「16」で、ヒットすればバーストし易く、スタンドしてもディーラーがバーストしなければ負ける最弱のハンドですが、スプリットすれば「18」以上になる可能性があるためです。
また、「A、A」のペアの場合も必ずスプリットするのが最適なアクションとなります。これは、スプリットすることで、50%以上の確率で「19」以上のハンドを作ることが可能であり、そのうちの約30%は「21」となるからです。
なお、「10、10」のペアの場合(J~Kの組み合わせも含む)、ディーラーのオープンカードに関係なくスプリットしないことが最適なアクションです。というのも、合計値「20」はほとんど勝てるハンドですが、スプリットすることで両方のハンドが「20」以上になる確率は約15%しかなく、両方のハンドで勝たなければプラスにならないからです。カウンティングによって10カードが来る可能性が高い状況であることが分かっていればスプリットもありですが、基本的にはスプリットしない方が利益を出すことに繋がります。
まとめ
今回はブラックジャックのベーシックストラテジーについて解説しました。
ベーシックストラテジーは完璧に覚えるに越したことはありませんが、オンラインカジノのブラックジャックで試してみるのであれば、この記事にあるベーシックストラテジー表を印刷して手元に置きながらプレイすればいいので、初心者の方もぜひオンラインカジノのブラックジャックでベーシックストラテジーを実践してみてください。
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